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対策情報
2020/06/24

素敵な木塀が増えています!

地震でブロック塀が倒れ、被害が発生したことで、軽量の木塀が見直されています。
コンクリートや金属に比べ暖かみが感じられ、ヒートアイランド現象も起こしません。
















東京都が、街の安全、良好な景観、国産木材の利用拡大を目的として、木塀のガイドラインを策定し、木塀、木柵の設計図も公開しています。
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/kentikuhozen/mokubeiguideline.pdf

木塀は耐久性を保つため防腐防蟻(シロアリ)処理が必要です。東京都のガイドラインから現場塗布用の防腐防蟻剤に関係する部分を抜粋すると下記の通りです。

2 品質・性能について
(1) 木部
○ 防腐・ 防蟻処理
 ・ 塀等に使用する木材は、原則として防腐・防蟻等処理の施されたものとする。特性については次項及び「7 その他」の「○木材の処理方法」を参照のこと。

7 その他
○木材の処理方法
・ 薬剤の塗布等による防腐・防蟻処理 現場で塗布する薬剤は、JIS K 1571(木材保存剤の性能試験方法及び性能基準)又 はこれに準ずる方法で、(社)日本木材保存協会や(社)日本しろあり対策協会が評価 認証しているもの。塗布の方法は標準仕様書による

そこで、このガイドラインに沿って弊社製品で防腐防蟻処理をするには、JIS K 1571(木材保存剤の性能試験方法及び性能基準)の試験方法で試験して、性能基準に合格し、(公社)日本木材保存協会と(公社)日本しろあり対策協会の認定を取得した、白アリミケブロック、白アリスーパーPHI、白アリスーパー21、白アリスーパーEXをお使いください。(公社)日本木材保存協会、(公社)日本しろあり対策協会の認定書は下記より閲覧、印刷いただけます。
https://www.ysds.co.jp/ninnteisyo/ninnteisyo.html

また、東京都のガイドラインから塗装に関係する部分を抜粋すると下記の通りです。

2 品質・性能について
(1) 木部
○ 塗装 木部の塗装についてはケレン(既存の塗装の膜をはがすこと)が不要で塗り直しが 容易な浸透性塗料を標準とし、東京都建築工事標準仕様書第18章第12節「木材保 護塗料塗り(WP)」による

 さらに東京都建築工事標準仕様書「木材保護塗料塗り(WP)」には、下記の通り規定されています。(12節ではなく13節に規定されているのは令和2年4月改定で繰り下がったものと思われます。)


そこで、このガイドラインに沿って弊社製品で木部塗装をするには、日本建築学会材料規格JASS 18 M-307に適合した弊社のスーパーウッドステインをお使いください。(一財)日本塗料検査協会の試験結果報告書の写しをお渡しできます。(善)

スーパーウッドステインの詳しい情報はコチラです。