木材防腐剤性能比較(野外杭試験)5年1ヶ月経過して生き残りは3製品のみ!
野外杭試験(木材防腐防虫性能試験)概要
山梨試験場で吉田製油所の木材防腐剤2製品(水性クレオトップ・クレオトップ)と競合他社7製品の野外杭試験を実施しています。野外杭試験は木材防腐剤を塗布した木製杭の下半分を土に埋め、シロアリや木材腐朽菌(木材を腐らせるキノコの仲間)による被害を観察するものです。試験開始から5年1ヶ月経過した各製品の被害状況を報告します。
試験結果
水性クレオトップ

吉田製油所の水性クレオトップを塗布した杭は全く被害がありません。
クレオトップ

吉田製油所のクレオトップを塗布した杭も全く被害がありません。
他社製AA

他社製AAを塗布した杭は激しい腐朽とシロアリの被害のため、2本とも折れてしまいました。
他社製AO

他社製AOを塗布した杭は1本はシロアリの被害のため折れ、もう1本は木材腐朽菌の白い菌糸に覆われています。

シロアリに食われ、中に空洞が見えます。
白いのは木材腐朽菌の菌糸です。木材が腐朽菌により分解されています。
他社製AW

他社製AWを塗布した杭は、1本が激しい腐朽により折れ、もう1本には腐朽菌の白い菌糸が付着しています。
褐色腐朽菌特有の亀裂が見られます。
白い菌糸が付着しています。内部を蝕んでいると思われます。
他社製CP

他社製CPを塗布した杭はシロアリに食べられ、穴が開いています。
中にはシロアリが食べた空洞があります。
シロアリが食べた空洞と木材腐朽菌の白い菌糸が見えます。
他社製CE

他社製CEを塗布した杭は被害がありません。
他社製IS

他社製ISを塗布した杭は激しいシロアリの被害により2本とも折れてしまいました。
シロアリが食べた空洞があります。
他社製WC

他社製WCを塗布した杭は、2本ともシロアリの激しい被害で折れ、1本は全体が崩壊しています。

折れた部分はシロアリに食べられた空洞が見られます。
無処理

無処理(何も塗っていない杭)は上の杭にはシロアリの侵入した穴が多数空いています。下の杭はシロアリの被害により先端が崩壊しています。
まとめ
野外杭試験を開始して5年1ヶ月経過し、吉田製油所の水性クレオトップ、クレオトップと他社製1製品だけが生き残っています。一方、競合他社の製品には無処理(何も塗っていない)にも劣る性能のものが多数ありました。ウッドデッキやフェンス、杭、支柱、小屋、木製プランターなど木製構造物を長持ちさせるため、試験によって効果の確認された専業メーカーの木材防腐剤をお使いください。吉田製油所の水性クレオトップ、クレオトップは効果の証明された、ちゃんと効く木材防腐剤です。(善)

