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事例
2025/08/04

木材防腐剤「水性クレオトップ」なら塗り替えも簡単

水性クレオトップで塗り替え

はじめに

 5年前にGarden DIYプロデューサー ERI NAGANOさんに水性クレオトップを塗ったガーデン家具(テーブル、ベンチ、スツール)を製作していただきました。その後3年間は庭の芝生の上で使い、この2年間は工場の敷地内で使われています。メンテナンスは製作2年後に水性クレオトップで塗り替えました。さらに5年後の今年、水性クレオトップで2回目の塗り替えをしました。

 塗膜を造らない水性クレオトップなら、塗り替え時に、古い塗膜を剥がす必要がなく、初めて塗った時同様、深く木に浸透します。深く浸透することにより防腐防虫効果が長続きします。

 以下に今回の塗り替えの工程を説明します。

5年経ったガーデン家具の様子

 これが、塗り替え前のガーデン家具(テーブル、ベンチ、スツール)です。


ガーデンテーブル

 テーブルの天板には色が落ちているところがありますが、腐朽や虫害はありません。


テーブルの足元
 テーブルの足元は、靴を載せるため、削れて色の落ちているところがありますが、腐朽や虫害はありません。


ガーデンテーブルの足裏
 地面に接する足の裏は、土がこびりついて色が落ちていますが、5年経っても腐っていません。シロアリにも食われていません。


ベンチ座面
 ベンチはスズメの憩いの場になっているため、糞がこびりついています。


汚れ落とし

 先ずは、汚れを落とします。
汚れ落とし

 硬めのブラシでこすって汚れを落とします。たわしでも良いです。


汚れ落とし

水性クレオトップ塗装

水性クレオトップ

 次に水性クレオトップを塗っていきます。木目に沿って、良く染み込ませるように塗ります。


水性クレオトップ
 テーブルの足の裏を塗っています。ここは、地面と接して水が溜まりやすく、木口なので木材腐朽菌やシロアリが侵入し易い場所です。そこで、念入りに塗って、良く染み込ませます。



水性クレオトップ

 面積が広く、平らな場所は、コテ刷毛の方が簡単に塗れます。


水性クレオトップ

 ベンチやスツールも同様に塗っていきます。


乾燥

水性クレオトップ
 1回目の塗装が終わり、2時間乾燥させます


2回目の塗装

水性クレオトップ
 2
回目も1回目同様に、良く染み込ますように塗っていきます。2回塗ることによってさらに水性クレオトップを染み込ませ、塗り忘れやムラを防ぎます。


乾燥・完成

水性クレオとpp

 最後に乾かして終了です。塗り替えを定期的に行えば、腐ることも虫に食われることもなく長持ちして、大気中のCO2を減らすことができます。木はCO2を吸収して成長し、炭素として体内に固定します。この木が腐ったり虫に食われたりしない限り、元のCO2に戻ることはありません。吉田製油所の木材防腐剤で木を長持ちさせ、CO2削減に貢献しましょう。(善)

 

この記事でご紹介されている商品

 

水性クレオトップ

水性クレオトップ

屋外用水性木材防腐剤です。 防腐・防虫・防カビ効果があります。環境に優しい水性製品です。