奈良県森林技術センターの木材防腐剤野外杭試験で耐久性証明! シロアリにも効く木材防腐剤
奈良県森林技術センターさんには、もう20年近く野外杭試験の実施をお願いしています。野外杭試験はJISに規定された試験で、木材防腐剤を塗った木杭の下半分を土に埋めて、経過観察します。土の中で杭が木材腐朽菌によって腐ったり、シロアリに食われる様子を観察して被害度という指数で評価します。被害度が2.5になると寿命が尽きたと判断し、その時点の年数を耐用年数とします。最終的な評価は耐久比で表しますが、これは、無処理の杭に対し、防腐剤を塗布した杭が何倍長持ちしたかということです。弊社も山梨試験場で野外杭試験を実施していますが、市販の杭を使い、本数が少ないなど、正式なJISの試験ではありませんが、奈良県森林技術センターさんでは、JISに則った試験をしています。
今回は、開始2年になるスーパークレオトップ、クレオトップ クリア、特注品の試験経過を調査して来ました。
無処理の杭を抜いて見るとシロアリによる激しい食害に遭っています。
表面に皮1枚が残っているだけで、中はシロアリに食われた空洞が空いています。まだ、設置して2年しか経っていませんが、この試験場はシロアリの活性が高いです。

一方、吉田製油所の木材防腐剤を塗った杭には被害がありません。今回の調査の時点で吉田製油所の木材防腐剤は耐久比2となっていますが、まだまだシロアリや木材腐朽菌による被害を受けそうもないので、今後もどんどん耐久比が上がって行きます。市販の他社の木材防腐剤を弊社の試験地で試験していますが、シロアリに弱いものが多いです。「木材防腐剤」という名前ならシロアリに効果がなくても良いとは思いません。ウッドデッキも木製フェンスも地面に近いところに設置するので、腐朽と同じくらいの頻度でシロアリの被害に遭います。シロアリにも効く木材防腐剤を選びましょう。よろしくお願いします。(善)
吉田製油所山梨試験地での野外杭試験は<こちらから>ご覧ください。

