弊社は建物外壁に生える藻や地衣類を駆除する藻・コケクリーナーを販売しています。地衣類は藻とカビの共生体です。詳しくは＜こちらから＞。駆除対象ではありませんが、霧が出る高山の針葉樹に垂れ下がるサルオガセも地衣類の仲間です。

南アルプスの前衛の山、甘利山ではサルオガセが見られます。霧を水の供給源として光合成で栄養を得ており、木に寄生しているわけではありません。

子供のころ、煎じて飲むとヒステリーに効くと祖母から聞き、姉に飲ませようとしました。
ヒステリーへの効果は山男に伝承されていますが、根拠はないようです。

甘利山は山梨県韮崎市にあります。標高1,731mもありながら、山頂まで徒歩３０分のところまで車で行けるので、気軽に登れる山です。

登り始めてしばらく行くと樹林帯を抜け、見晴らしの良いお花畑に出ます。ここには、レンゲツツジが群生し、６月中旬には見事な花盛りになります。その他の高山植物もたくさん花を咲かせますが、残念ながら今は花の時期をはずれ、ほとんど何も咲いていません。

 マツバダケブキとノアザミだけが咲いていました。

天候がよければ、眼下に甲府盆地、南に富士山、北に八ヶ岳を望む絶景に出会えますが、残念ながら天候にも恵まれませんでした。レンゲツツジの花、晴天時の眺望については、＜にらさき観光ナビ＞をご覧ください。

甘利山に来ると、あくせくした都会を離れて、時々自然に親しまないとだめだなと思います。皆さんも、是非、甘利山に行ってみてください。（善）