油性木材防腐剤、油性防蟻剤（シロアリ予防駆除剤）には多量の石油系溶剤が含まれ、使用時に大気に放出されます。薬剤の成分の内、油性木材防腐剤では89％、油性防蟻剤では93％が石油系溶剤です。大気に放出された石油系溶剤が直接地球温暖化に関わる証拠はありませんが、浮遊粒子状物質や光化学オキシダントとなり、大気汚染の原因となることが分かっています。


弊社は環境に優しい水性木材防腐剤、水性防蟻剤（シロアリ予防駆除剤）を販売していますが、これら水性薬剤は有効成分を石油系溶剤ではなく水に溶かしてあるため、溶剤含有量はわずか１～２％です。弊社では、臭気が少なく環境に優しい水性薬剤の普及に努めていますが、ユーザー様の油性薬剤に対する信頼（水性薬剤に対する不信感）が強く、なかなか普及していません。ホームセンター店頭でユーザー様にお話を伺うと、水性薬剤は雨がかかると流れてしまう、水性薬剤は油性に比べて効力効果が劣ると思っておられる方が多いです。弊社の水性木材防腐剤、水性防蟻剤はJISの性能試験に合格し、木材を腐らせる腐朽菌にもシロアリにも充分な効力が確認されています。そこで臭気が少なく、環境にも優しい水性薬剤をお使いください。
　水性木材防腐剤には水性クレオトップ、水性防蟻剤には水性白アリスーパーPHI、白アリミケブロックがあります。（善）