長野恵理さんのフラワースタンドでクリスマスを迎えましょう!

DIYでフラワースタンド
DIYでフラワースタンドを作りましょう! Vol.1、 DIYでフラワースタンドを作りましょう! Vol.2でご紹介した長野恵理さん設計のフラワースタンドをクリスマス用に製作しました。雨風や鉢から流れる水による腐朽から守るため、防虫防腐剤の水性クレオトップ ブラウンを使用しています。水性クレオトップについて詳しくは<こちらから>ご覧ください。
水性クレオトップ
ホームセンターで材料購入
先ずは、木取り図を持ってホームセンターに出かけました。木取り図、完成図のダウンロードは<こちらから>
木材売り場で木取り図に記載された木材を購入します。
塗料売り場で水性クレオトップを購入します。
木材加工(切断)
レジで材料代の支払いを済ませてからホームセンター内の加工室に向かいます。
加工室で木取り図を渡して切断をお願いします。
30分後に切断が終わり、引き取りに来ました。指定寸法通りに切断できたかチェックしています。加工代はフラワースタンド3セット分で税込1,315円でした。1セット当たり税込み438円になります。材料費3,554円と合わせると1セット当たり3,992円になります。
素地調整・研磨

材料を家に持ち帰り、180番のサンドペーパーで研磨します。全体にサンドペーパーをかけると、水性クレオトップが染み込みやすくなり防腐防虫効果が高まります。また、切断面の毛羽立ちや汚れを落とします。
やにの出ているところがありました。
やにをアルコール(エタノール、消毒用アルコール)を染み込ませた布で拭き取ります。
布でサンドペーパーの削り粉を拭き取ります。
水性クレオトップ ブラウン塗布

水性クレオトップ

水性クレオトップをさかさまにして、良く振ります。
缶オープナーかマイナスドライバー(缶オープナーの方が開けやすいです)を水性クレオトップの本体とふたの間に差し込み、てこの原理で持ち上げます。ドライバーを差し込む位置を少しずつ移動し、全周を少しずつ開いていきます。
缶の開け方、塗り方は<こちらから>ご覧ください。
ふたを開けます。
割りばしなどで底からよくかき混ぜます。
各パーツに水性クレオトップ ブラウンを塗ります。組み立ててから塗ると、木と木の重なる部分など、塗れない部分ができてしまうので、組み立てる前に塗ります。良く染み込むように、塗り残しの無いように丁寧に塗ります。特に木口(加工室で切断した面)は、木材を腐らす腐朽菌や害虫が侵入しやすい部分なので良く染み込ませます。缶の開け方、塗り方は<こちらから>ご覧ください。
弊社では、水性クレオトップ ブラウンを塗ったパーツを、さかさまにした紙コップの上に置いて乾燥させます。2時間以上乾燥させて、2回目を塗ります。必要な量を染み込ませるためと、塗りむらを防ぐため、2回塗りは必ず必要です。2回目を塗ったら、2時間乾燥させてください。
やにをアルコールで拭いたところも、きれいに塗れています。
組み立て

完成図を見ながら組み立てていきます。木取り図、完成図は<こちらから>ご覧ください。ビスを打つ前に、木が割れないように下穴を開けます。ビスの太さが3.3mmなので、2.0mmのドリルで下穴を開けました。
下穴を開けたら、下穴の中に水性クレオトップをスポイトで垂らします。ビス穴から水が侵入して木が腐るのを防ぐためです。
ビスを打ちます。
完成
3段のフラワースタンドが完成しました。各段は組み合わせても、個別でも使えます。
完成したフラワースタンドにサンタクロースやミニツリーを飾りました。クリスマスまでまだ1ヶ月あります。皆さんもクリスマス用のフラワースタンドを作成してみませんか? 長野恵理さんの木取り図があるので、簡単にできます。フラワースタンドの防腐防虫には、優れた性能で臭いのない水性クレオトップをお使いください。
今回は水性クレオトップ ブラウンを使用しましたが、水性クレオトップにはライトブラウン・ブラック・クリア(透明)もあります。お好きな色をチョイスしてお楽しみください。
ところで、長野恵理さん御自身に製作していただいたフラワースタンドはこのように、我が家で使っています。(善)