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事例
2020/03/23

野外杭試験で競合品と有意差!

弊社山梨試験地で2017年4月から水性クレオトップ、クレオトップと他社競合品Pの野外杭試験を実施しています。各種木材防腐剤で杭を処理し、半分の長さまで土に埋めて腐朽やシロアリの食害を観察します。試験開始から2年11ヶ月経過し、弊社製品と競合品の有意差が確認できましたので報告します。
 
 無処理の杭は、シロアリと腐朽菌の被害で、土中にあった先端部分から地際部(地面の部分)の表面が削られ、凸凹になっています。シロアリは木材の晩材部(秋に育った固い部分)を残し、早材部(春や夏に育った柔らかい部分)を食べますので、表面が凸凹になります。
 水性クレオトップ、クレオトップを処理した杭は、シロアリの食害も腐朽もなく、全く健全です。一方、競合品Pはシロアリの食害と腐朽により、表面が陥没し始めました。競合品Pは長期耐久性で弊社製品に劣るようです。



 また、競合品Pで処理した杭には地上部分に、種類は不明ですが木材穿孔昆虫が穿孔した穴が開いていました。弊社製品には、このような穴は全く見られませんでした。
 実験室で行われる試験に比べ、実際の木材防腐剤の使用される現場環境に近い試験で弊社製品の優れた性能が確認できました。今後もこの試験を継続して行きます。(善)

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