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事例
2016/12/01

フタのあけ方について

フタのあけ方について
ペットボトルやワインのスクリュータイプなど、世の中のキャップは開けやすいように改良されてきていますが、塗料のフタは、初めての方は開けづらいかもしれません。
缶の開け方がわからないのですが、という女性のお客様からのお問い合わせをいただくことがよくあります。わたしも塗料のフタを前にして、途方に暮れたことがありました。
しかし、一度コツをつかんでしまえば開ける事ができますので、ぜひ挑戦してみてください。
↓① まわりの白いカバーを上にひっぱって外す。


↓② 金属のフタの真ん中あたりを親指でへこませる。(私は力が弱いので、体重をかけて両方の親指を重ねて押し込んでいます。)


↓③ 金属のフタが外れたら、キャップの輪に指をかけ、引きちぎれないようにそっと外す。中の薬剤が飛び散らないように慎重におこなってください。

使い終わったあとは、今度は逆の手順でフタをして保管できます。
それでも開かなかったら・・・
変形して 元のように閉めることはできなくなってしまいますがマイナスドライバーで、
てこの原理で開けてください。

本当は力の弱い方でも楽にフタが開けやすくするよう、メーカーとして努力するべき…ではありますが、逆に、ある程度強度があって きちんとフタが閉まっていないと液漏れしやすくなってしまう、という葛藤があり、むずかしいところです。
最後に・・・
液の飛び散りやこぼれの事故は、フタを開け閉めするときと、容器に移し変えるときに
一番多く発生します。弊社社員たちも液がはねて何枚もシャツや床をダメにしました。どうぞお気をつけて作業をしてくださるよう、お願いいたします。